国の補助金は、太陽光発電普及拡大センター（Ｊ－ＰＥＣ）が一括で管理しています。２００９年度までは各都道府県毎に受付機関がありましたが、事業仕分けで見直され、千葉にある本部がすべて処理することになりました。また、２００９年はkWあたりのシステム価格が７０万円までのものでしたが、２０１０年度からは、kWあたりのシステム価格６５万円となりました。補助額は１ｋＷあたり７万円で、１０ｋＷまでです。６５万円を超える場合、補助は出ません。ただし、足場を組んだりすると安全対策費と言うことで控除されます。あるいは、設置業者の方で、太陽光とは別工事と言うことにして、６５万円以下にする場合もあります。そういうときは、本当の工事請負契約書以外に、太陽光発電システム設置工事のみの工事明細書が必要となる場合があります。こちらの方は、Ｊ－ＰＥＣにひな形があり、収入印紙の不要な簡易的なものでも構いません。業者に作ってもらう必要があります。
申請の書類の書き方は、ややこしいですが（私自身も何回もやり直されました）業者に頼むと代行料として１万円以上取られます。ご自身で行うことも可能です。書類を書くときは、マクロ機能があるエクセルのシートを使うと良いでしょう。J-PECのホームページにあります。要項をよく読んでから書きましょう。また、少しでもわからないところは、必ず電話で問い合わせましょう。「、」を書く位置一つでも、間違えると突き返されます。
また、設置する機種が補助金対象になっているかどうかは、メーカーかＪ－ＰＥＣに問い合わせましょう。私自身の経験ですが、サンヨーのカラーモニターが補助金対象になっておらず、書類を突き返されました。補助金対象でないなどと言うことは、サンヨーのホームページにもＪ－ＰＥＣのホームページにも書いてありません。そういう点はきちんと明示して欲しいものです。
市町村の補助金
